いざ外壁塗装を始めるとなると、工事中はどんな風に生活が制限されるのだろうと不安になるところですよね。
外壁塗装に限らず、リフォームは規模が大きくなると生活に制限が掛かります。
洗濯できないのとか結構困るんだけど・・・
でも、ずっとできない訳じゃないから安心して!
例えばですが塗装工事期間中はやっぱり洗濯物を干すことに制限が掛かります。
ただ、期間中ずっと干せないかと言えばそうでもありません。
外壁の洗浄や物干しの周囲を塗装しているようなときは洗濯物を干されると業者さんも困ってしまいますが、それ以外は事前に相談しておけば何とでもなるものです。
このような感じで外壁塗装中に感じるであろう疑問についてまとめて行きます。
こんにちは!管理人のぺいとんです。
2021年時点で築7年ほど経過した住宅に住んでいます!まだ少し先にはなりますが、いずれやってくるわが家の外壁塗装に備えて勉強をしている最中です。
建築や不動産の業界の人と多少関わりがあります。
でも、専門職ではありませんので立ち位置的には普通の人と近いと思っています
だから、よりかみ砕いて外壁塗装について説明していけると思っています。
今回は外壁塗装の工事中によくある心配事についての解説です!
この記事は外壁塗装工事|見積・工程に関する疑問点。要点4つをまとめて解説!の工事に関する心配事は?という項目を深掘りした記事になります。
工事中の不安に関して、先に結論を先に述べてしまうとこんな感じです。
- 契約前に大きく不安を感じる業者さんなら契約しない
- 工事中は業者さんに対して必要以上に気をつかうことはない
- 工事中はやっぱり行動に制限がある。事前によく業者さんと相談が必要。
このあと具体的な解説に入っていきますので、ぜひお付き合いください!
この記事はこんな人に読んでほしい!
- 工事中の疑問や不安を解消したい
業者さんに関して(契約前)
そもそも業者さんを信用できないという理由で不安を感じるのであれば、契約自体をしてはいけません。
これは「契約前に良い業者さんを選定しましょう」という話なので工事がどうとか言う話ではありませんね。
例えばこんな感じの話があったりして違和感を覚えたら契約をしない方が良いでしょう。
- 不自然な値引き
- 契約を急かされる
- 過度に不安を煽る
- そもそも相手との相性の悪さを感じる
人の感とは意外と当てになるもので、何か引っかかりを感じたときというのは後々の失敗(後悔)に繋がるというのも割と良くある話です。
と思った人とはやっぱり合わないって結構ありますよね。
そしてそのような違和感だけでなく、相手の話していることの整合性を理解するためにも自分自身が最低限の知識を得ておく必要があります。
業者さん(職人さん)に対しての7つの疑問(契約後)
ここでは工事が始まったときに職人さんに対して持つ疑問について解説します。
2週間くらいはずっと来ることになるから気になるよね。
だから職人さんに対してどう接すれば良いか解説するよ!
工事が始まれば連日職人さんがあなたの家を訪れます。
一般的なお宅の外壁塗装であればおよそ2週間、天候によっておくれてもせいぜい3週間といったところです。
その期間、職人さんに対してどう接したらよいか分からないという人も少なくないでしょう。
ここではそんな職人さんに対して持つ疑問について解説します。
よくある職人さんに対して感じる疑問はこんな感じです。
職人さんへの疑問
- 工事の開始と終了時間
- ずっと在宅しないとダメ?
- もしかして怖い人?
- やっぱり喫煙するの?
- トイレってどうするの?
- 室内へは入ってくる?
- お茶出しとかしないとダメ?
順番に解説していきます。
まず工事の「開始と終了時間」で一番多いパターンは午前8時から午後5時まで。
職人さんは朝も早ければ終わりも早いというのが一般的です。
(作業の進捗具合では終わりの時間は前後することがあります)
ちなみに「外壁塗装」は基本的に建物の外での作業です。
お客さん側が常に在宅している必要はありません。
次に職人さんは怖いという印象を持つ人が結構多いのですが、以外とそうでもありません。
どっちかというと「昔気質」で会話が苦手という人が時々います。
そんな人のイメージが広がっているだけで、実際には結構普通に話せる人も少なくありません。
当然合えば挨拶もするし会話もできます。
だからお客さん側が気にするところではないですね!
今の世の中、タバコを気にする人が増えましたが職人さんにはまだまだタバコを吸う人は少なくありません。
むしろ結構吸っています。
とはいえ世の中の雰囲気的にタバコが嫌がられることは職人さんも承知しています。
だから休憩中に離れた場所で吸ってくれるといった気づかいをしてくれる人も多いです。
次に「トイレは貸さないといけないのか」という疑問です。
中には気にしない人もいるかもしれませんが、トイレを他人に貸すのはイヤだという人は少なくありません。
というより私も正直イヤです。
これについてには業者さんもよく理解しているので、まともな業者さんであれば近所でトイレを利用できる場所を事前に確認します。
余程の不都合がなければお客さんにトイレの利用をお願いしてくることはないでしょう。
今解説したトイレもそうですが、外壁塗装において室内に入る必要性はほとんどありません。
あるとすればごく一部、室内を経由しないとできない入っていけない場所を塗装しないといけないというケース。
正直な話、外壁塗装においてはそんなことはほぼ考えられません。
業者さんも中に入ってお客さんとトラブルになる可能性を懸念しているので、あえて中に入ろうとする業者さんは少ないでしょう。
最後にお茶出しについて。
休憩中にお茶出しをしているイメージは多分昔からの慣習のイメージが強いからじゃないかな、と思っています。
でも今はそんな慣習も薄れ、お茶出しをしなくてもなんの問題もありません。
気を使いすぎると、逆に職人さんが気にしてしまいます。
だからどうしても気になるというのであれば、たまにでいいので休憩時間を見計らってペットボトルのお茶を持って行ってあげるとか、これで「お茶を買って下さい」とお茶代を渡してあげるとかでも構いません。
塗装工事中に生活に影響するの8つの心配事
次に、工事がいざ始まったときに感じる不安・心配ごとについて解説です。
これから解説することは、いざ工事が始まったときに業者さんに投げられる質問について解説した物です。
工事が始まるまでに業者さんに確認しておくと良いでしょう。
生活に関連する心配ごと
- 水道
- 電気
- 近隣への配慮
- 臭気
- 換気
- 洗濯物
- 庭木への影響
- 工事の延長の可能性
①と②の水道・電気は【素人でもわかる】外壁塗装の全体工程。作業手順を徹底解説!でも解説しましたが、基本的には業者さんに対して無償で提供をしないといけません。
中には拒否する方もいますが、そうなると業者さんが自前で水のタンクや電気のバッテリーを用意することになるため、逆に割高になります。
近隣へ配慮については良く確認するべき事項です。
業者さんはあなたの家の外壁塗装が終わってしまえばそれで修了ですが、あなた自身とその家族はそうではありません。
この先もずっと生活をそこでしていきますよね?
だから無用なトラブルを発生させないためにも近隣への配慮はどうするのか確認しておきましょう。
近隣に影響する内容は具体的にはこのような事柄です。
- 工事の事前挨拶
- 洗浄や塗装の飛散に関しての対応
- 音・臭気の発生
これらの事柄をスケジュールも含めて近隣と上手にやりとりしてくれる業者さんは良い業者さんです。
近隣への配慮でも述べましたが臭気はあなた自身にも影響があります。
塗装で臭気が一切発生しないというのはあり得ません。
だからどんなタイミングでどの程度発生するかも確認しておきましょう。
塗料によって臭気の強弱がありますので、臭いに対して敏感だと感じているのであれば事前に臭気が弱い塗料を選択するのも手です。
とはいえそれでも臭気がゼロということはありませんので覚えておきましょう。
臭気同様気になるのが換気です。
外壁塗装中は思うように換気ができません。
理由は換気扇の外側にある換気ガラリ(排気側についている金物)を塗料が付かないように養生(ビニールなどで保護)してあるからです。
とはいえ工期中100%換気ができないわけではないので、業者さんにどのタイミングならどの程度換気できるかを確認しておきましょう。
洗濯物も気になるところですよね。
換気同様外壁塗装中は思うように洗濯はできません。
可能であれば、ユニットバスの浴室乾燥や衣類乾燥機を所有していることが望ましいです。
だからといってそれだけのために購入するわけにも生きませんよね。
だからどのタイミングでなら洗濯物を干すことができるかはよく話し合いをしておきましょう。
庭木などへの影響は少なからず発生します。
足場を立てることもそうですが、人が常に動き回るためです。
鉢植えのようなものは事前に移動して職人さんが触らないようにしておきましょう。
庭に植えてあるような植物は、場合によっては一部枝を落とさないと作業ができないケースもあります。
庭木に思い入れのある人ほど、ここは念入りに打ち合わせが必要です。
なぜなら職人さんにはあなた程、植物に思い入れがないためです。
当然お客さんの所有物ですから乱暴にあつかうことはしませんが、何かの拍子にぶつかる・引っかけてしまうなんてことも考えられます。
このようなことがトラブルになるのはお互い不幸なことなので、そうならないための対策が必要でしょう。
最後に工期延長の可能性についてです。
これは可能性があるか無いかでいえば「ある」といえます。
なぜなら外壁塗装の一番の敵である「雨」が自然に影響され、人の手ではどうしようもないからです。
仮に数日雨が続くだけでも大きく行程はずれていきます。
その他にも思わぬトラブルの可能性や、そもそも悪条件で工事がしにくいなどの理由があれば結構簡単に工期は延びるものです。
もちろんそれらも見越した上で行程を組むのがプロですが、100%見当を付けられるかと言えばかなり難しいと言わざるを得ません。
良い業者さんであれば、その辺は逐次報告をしてくれます。
工期が延びるのはあなたにとって負担かもしれませんが、そのような業者さんとのやりとりであれば精神的なストレスにはならないはずです。
まとめ:工事中に感じる15の不安・心配事
今回は工事中に多くの人が感じる不安や心配事について解説していきました。
内容を要約するとこんな感じになります。
- 契約前に違和感を覚える業者さんとは契約しない
- 業者さんとのやりとりを円滑にするためにもある程度の知識を得ておく
- 業者さんに対して必要以上の気づかいは、逆に業者さんに気をつかわせる
- 生活の不便は発生する物の大概のものは期間中の一部
工事中ではなく契約前の話になりますが、前提として一方的なやりとりをしてくる業者さんとは契約をしてはいけません。
契約前ですらそんな対応だとしたら契約後はもっとひどくなるかもしれません。
違和感を覚える相手であれば断ることが無難です。
ただし、最低限の知識も備えていなければおかしな点にも気がつくことができないかもしれません。
見積依頼の前に最低限の勉強はしておきましょう。
本題の疑問と不安については15の内容を2つに区切って解説しました。
作業している職人さんへの疑問と工事中の心配ごとについてですね。
まずは職人さんへの疑問への回答です。
職人さんへの疑問の回答
- 工事の開始・終了は多くが8時から17時(ただし進捗で多少前後する)
- ずっと在宅している必要はない
- 職人さんは会話が苦手な人も少なくない
- 喫煙している人は多いけど、気をつかってくれる
- トイレは周囲の施設を利用する。
- 外壁塗装では例外を除けば入室はしない
- お茶出しは古い慣習で必須ではない
今の時代、人への対応というのは良くも悪くも杓子定規です。
例えばこういった工事の際は職人さんの休憩中はお茶を出すというのも慣習として存在しました。
でも、それが今はなくなりつつあります。
お客さん側もそうですが職人さん側もそれを求めてはいません。
昔ながらの付き合いが大好き!と言う人だってもちろんいます。
だからお互い気をつかわないように、お互い必要以上近づかないようにと職人さん側が配慮してくれています。
その結果が規定の時間で作業を終え、お客さんの部屋には本当に最低限しか入らず、お茶出しも必要ないという形になって表れているのだと思います。
次に工事中に感じる不安についてです。
- 水道は無償で工事に利用させることが基本
- 電気も水道と同様、無償で利用させる
- 近隣への配慮はどうするのか要確認
- 臭気をゼロにすることはできない
- 換気はタイミングによってはできない
- 洗濯物はタイミングによってはできない
- 庭木についてはよく相談。鉢植えは片付けておく
- 工事の延長の可能性はある。絶対はない
外壁塗装というのはリフォームの中では割と大がかりな工事です。
作業中に何の制限もない、というのはやはり難しいです。
ただし、その制限を極力小さくすることは可能です。
今回は以上になります。
今後も色々と解説を頑張っていきますのでお付き合い頂けたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!最後までお読み頂きありがとうございました!