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塗装屋さんと雑談|外壁塗装を失敗したくない人へ向けた話

一般の人が外壁塗装をするときには相談できる相手ってそう多くはないですよね。
実際に塗装をした身近な知人・友人や近所の人がいれば話を聞くことができるかもしれませんが、そうタイミング良く話を聞ける相手がいくものでもありません。
そこいくと私は、幸運にも塗装屋さんと交流があるため「外壁塗装」についての話をプロから聞くことができます。
ぺいとん
塗装屋の兄貴、こんにちは!
おぉ、ぺいとんじゃないか。
どうしたん?
ぺいとん
いやね、実は外壁塗装のこと勉強してるんですよ。
お?
なんかあったん?
ぺいとん
自分の家がそこそこの年数がたったんですが、外壁塗装って安くないし色々不安だなって・・・
そうなんか。
じゃあ知りたい事があったら教えてやろうか?
ぺいとん
いいんですか?
じゃあ色々と話を聞かせて下さいよ!
しょうがねぇな。
じゃあ何について知りたい???
ぺいとん
えっとですね・・・
実際にはもっと日常的な雑談も含む非常にラフな会話だったのですが、こんな流れで話を聞くことができました。
この記事は管理人が知り合いの塗装屋さんとの雑談を編集した記事になります。

 

こんにちは!管理人のぺいとんです。

2021年時点で築7年ほど経過した住宅に住んでいます!まだ少し先にはなりますが、いずれやってくるわが家の外壁塗装に備えて勉強をしている最中です。

建築や不動産の業界の人と多少関わりがあります。
でも、専門職ではありませんので立ち位置的には普通の人と近いです。
だから、よりかみ砕いて外壁塗装について説明していけると思っています。

 

今回は「外壁塗装」を失敗したくない人へ向けた塗装屋さんの話です。

私には日常的に会うわけではありませんが、時々やり取りをさせてもらっている塗装屋さんの知り合いがいます。

そのため雑談半分で最近の仕事の状況や近況を教えてもらったりすることができるんです。

 

ぺいとん
話を聞ける相手がいるのはありがたい!

 

まずは今回聞けた話の結論です。
先に述べてしまうと話としてはこんな感じでした。

外壁塗装を失敗したくない人はここを気をつけろ!

  • 信頼できるところに頼む
  • できる限り作業内容をまとめて依頼
  • 主流の材料を使う
  • 屋根・壁・シールの耐用年数を揃える
  • 業者さんとのやりとりは気持ちよく!
このあと具体的な解説に入っていきますので、ぜひお付き合いください!

 

この記事はこんな人に読んでほしい!

  • 外壁塗装の失敗確率を少しでも下げたい人

 

 

外壁塗装で失敗しないためには信頼できる業者を見つけるのは必須!

 

 

で・・・まずは何が知りたいんだ?
ぺいとん
一番気になるのは業者さんの良し悪しなんですけど、どう思います?
将来頼むのに参考にしたいんです。
いや、というか俺に頼めよ。
まぁいいや。良い業者っていうのはな・・・
まず聞いてみたのは業者さんの良し悪しです。
塗装屋さんに業者の良し悪しを若干聞くのは気が引けましたが、結構簡単に答えて貰えました。

まとめるとこんな感じです。

  • 対応が横柄でない
  • 見積で明細などがはっきり出ている
  • お客さんの要望でも良くない物は良くないと言える

 

 

対応が横柄でない業者さんであることは最低条件

まず最初に対応が横柄でないと言うことです。

横柄でないことと言うとごく当たり前のように感じますが意外とそうでもありません。
職人さんの中にはいわゆる「べらんめぇ」調の昔気質の人だったり、話すことが苦手で最低限(場合によっては必要な内容)の説明を省いて「いいから任せてくれ!」というタイプの職人さんも居たりします。

良い方向に考えれば「俺にまかせろ」という気概を感じなくもないですが、仕上がってから「そんなの聞いてない!」というトラブルの発生確率が上がるだけです。

 

職人さんが良かれと思ってやった内容でも、依頼者からすれば余計なお世話となることもあるため作業内容はきっちり説明してくれる業者さん・職人さんに依頼する方が間違いありません。

 

また、それは見積でも同じことが言えます。
見積を見たときに以下の様な場合も要注意です。

  • 使用する商品名の記載が無い
  • 数量の記載がなく「一式」が多い
  • 作業内容に含むもの、そうでないものが見積で分からない

 

ぺいとん

一式というのは「まとめて」いくらという意味。

例えば「仮設工事 1式:150,000円」みたいな記載の仕方をするよ。

 

見積を見たときに項目が少ないと感じたらちょっと疑った方が良いでしょう。

塗装なのに使う塗料の商品名の記載が無かったり、面積や使用量などに数字がないなどは要注意。
見積に記載がないのだから後から問題があったときにいくらでも言い訳ができてしまいます。

作業内容が「一式」で済まされていると、業者さんが塗るつもりが無い場所があっても分かりません。

口頭で確認することはできるかもしれませんが、「言った言わない」というトラブルになる可能性が上がるだけなので明確に記載して貰うべきです。

 

次にお客の言い分を聞くだけの業者さんもそれはそれで要注意です。
見積を作るときは家を見て、それに合った作業を提案するもの。

それをお客さんの希望だからと言われたとおりに変更していくだけの業者さんだとしたら、それは逆に「お金になれば何でもよい」と考える良くない業者さんかもしれません。

 

内心お客さんの希望するものが家にとって良くない選択だったとしても「お客さんが希望したのだから」で済ませられる業者さんだからです。

逆に提案したものとお客さんの希望した内容の差をきっちり説明してくれたり、希望したものを明確な理由を説明した上で「良くない」とはっきり言ってくれる業者さんは善良な業者さんと考えて良いでしょう。

 

ぺいとん

とはいえお客さんであるあなたの意見を碌に聞かず、持論を展開するような業者さんだとそれはそれで微妙ですけどね。

 

 

良い業者(担当者)さんでもあなたと相性が良いとは限らない

上記で説明したようなやるべき事をきっちりやってくれる業者さんであればどこでも良いかと言えば、それはそれで微妙なところです。

実際には担当者さんとの相性も意外と大切なんですよね。
誰しも経験があるかと思いますが「悪い人ではないはずなのに何故か合わない」というやつです。

 

なぜそれが悪いかと言えば、決められた事はこなしてくれているはずなのに打ち合わせ後や作業後、なぜか気持ちよく終われないなんてことがあり得るからです。

これが積もりに積もって何かをきっかけにして不信感に変わることも考えられます。

 

そうなると当然それは業者さんにも伝わります。
相手に嫌な感情を持たれている状態で良い仕事ができるかと言えば当然そうではありません。

職人さんも人間です。
プロなので仕事はこなしてくれますが、必要以上にクオリティを上げようとは考えてくれなくなります。

 

だから会ったときに何となく合わないと感じた業者さんには依頼しない方がお互いのためであると言えます。

 

ぺいとん
安くても合わないと感じた業者さんには依頼しない方がいいかもね!

 

ちなみに・・・

業者さんの方がお客さんに対して合わないと感じた場合、お客さんの方から断って貰える方向に話を誘導することもあります。
例えばわざと要望する日程ではできないと言ってみたり、必要以上に高い見積をしたりと方法は様々です。

自分が色々譲歩してるにも関わらず、なぜか話が進まないと思った場合はご縁が無かったと考える方が良いかもしれません。

 

 

外壁塗装をどうせやるなら全部まとめて依頼するのが良コスパ

 

ぺいとん
外壁塗装って結局どんな風に頼むのが効率がいいんです?
ん?
そりゃ家全体、まとめて頼むのが最終的には一番安上がりなんだぜ?
ぺいとん
え?
それだと見積金額が結構いくから逆に高くないですか?
いや、単体で見たらそりゃそうだよ。
そうじゃなくて、家って言うのはもっと長期で考えるんだよ。
ぺいとん
すみません、ちょっとよくわかんないです。
どういうことですか?
じゃあ説明してやるからちゃんと聞いてろよ!

 

外壁塗装をやるときは必要な作業はまとめて全部やるというのが最終的な費用を抑えるコツです。

気になるところの部位を部分的に作業していけば、確かにその場での金額は抑えられます。
でも、そうなると手を掛ける回数が増えていくので、長い目で見たときに結果として必要な金額が上がってしまうと言う話です。

 

外壁塗装に関連する作業というのは意外と色々とあります。
分かりやすいところで言えば外壁だけでなく屋根なんかも塗装が必要な部位です。

それ以外にもコーキング(シーリング)といって壁や窓まわりの隙間を埋めているゴムの様な素材も新しくすることも少なくありません。

というより壁と屋根の塗装、そしてコーキング(シーリング)は外壁塗装では1セットといっても良いくらいです。

 

コーキング(シーリング)についてはコーキング(シーリング)とは?|知らないと損する役割と塗装との関係という記事で解説しています。

 

 

でも中にはだけ、屋根だけなんていう一部だけ修繕してしまう人も存在します。
考え方は人それぞれと言われればそれまでですが、一部だけの修繕というのは非常に勿体ない選択をしています。

「ダメになってしまった部分だけ修繕できれば良い」と考えている人、予算の都合で「全体のメンテナンス費用を払えない」といった理由で仕方無く一部だけ修繕をした人など理由は様々です。

確かにその場での金額は間違いなく安くなります。
作業内容自体を削っているのですから当然と言えば当然ですよね。

 

でも・・・先ほどから話をしている通りまとめて作業する方が最終的にはメンテナンス費用は安くなります。

理由は2つ。
「人件費」と「足場代」です。

 

まとめて作業することで下がる人件費

外壁塗装に限らず建築系の作業で大きな比率を占めるのが人件費です。

建築業界では人工(にんく)という言葉が日常的に使われています。
1日もしくは1工程で必要な人員数を表す言葉なんですが「1日もしくは1工程」というのがこの話のミソです。

必ずしも丸1日作業をしていなくても1日と同様の人件費がかかるということなんですよね。

つまりこうです。

 

半日でできる作業が2つある場合に別工程なのでそれぞれ1人工で合計2人工という風に見積できてしまうということなんですよね。

これ、業界的には割と普通のことなんですよね。
建築に関わらない人からすると違和感しかないと思うのですが、そういうものなんです。

ただ、別の作業であっても色々まとめて依頼してくれるお客さんだったら話は別です。
どうせ同じ日に作業できるのだから「まとめて1人工分でいいよ」という見積を用意することができるわけです。

 

ぺいとん
逆に言うと、別々に頼まれるとそれができない。

なぜこんな事になるかと言えば、理由は簡単です。
あなたの家に行って作業するということは移動する時間や費用が掛かるからです。

仮に半日で終わる作業であったとしても、じゃあ残りの半日で他のお客さんの作業をそのままできるかと言われたらそうではありません。さらに移動が必要になります。

そして移動には車にしろ電車にしろ費用が掛かります。
ガソリン代、もしくは電車賃なんかがそうですね。

だから半日で終わるからといって0.5人工というような見積になることはあまりありません。
(中には必要以上に良心的な職人さんがいるので絶対とは言いませんが)

 

 

高所作業をする上で必須の仮設足場の存在

外壁塗装を含む建築系の仕事では、仮設足場というものを利用することが数多くあります。
上の写真のようなものがそうです。

建物の周囲を囲う金属のフレームとそこに括り付けられたシートが合わさったものが仮設足場、もしくは単に足場と言われるものです。
街中でもよく見かけるのではないでしょうか。

 

この足場ですが「高所で作業」する上では必須のもので、当然外壁塗装でも絶対に組まれるものです。

つまり外壁塗装や屋根塗装・シーリング打ち替えといった作業を分ければ分ける程足場に掛かる費用がかさんでいきます。

 

外壁と屋根の塗装、シーリング打ち替えをまとめて行えば足場設置は1回ですが、各項目を別々にしただけで足場の設置が3回になります。

つまり足場代が3倍ですね。

 

ぺいとん
作業するために組む足場は作業が終われば解体します。
つまり何も残らない費用なんですよね。

 

屋根なんかは足場無しで何となくできそうと思うという方もいるかもしれませんが、作業性・安全性といった意味では考えられません。
足場の有無で実際の安全性はもとより、足場があるだけで作業者が高所に居る際の安心感が違います。また、その安心感により作業性も変わってきます。

 

 

 

屋根・外壁塗装とコーキングの耐用年数は合わせろ!

 

さっきどうせ外壁塗装をやるなら屋根の塗装やコーキングまでまとめてした方がいいって言っただろ?
ぺいとん
ですね。
それがどうかしたんですか?
ついでに言うとな、まとめてやった作業で使う素材の耐用年数を合わせておくと、もっといいんだぜ?
ぺいとん
そうなんですか?
合わせておくとなんかいい理由があるってことですよね?
もちろんだ。
じゃあ解説するぞ。

外壁塗装をするなら壁だけでなく屋根の塗装やコーキング作業をまとめてやってしまった方がいいという話を先ほどしました。

繰り返しになりますが、理由は一部だけ作業してもそれ以外の部分の劣化が進行し、またすぐに修繕が必要になる可能性が高いから。
そのたびに費用も掛かるのでコストパフォーマンスも低いという話でした。

 

それ以外にもコストパフォーマンス面で劣る行為がもう一つ存在します。
壁・屋根・コーキングの耐用年数がバラバラになるような材料を選択してしまうことです。

 

ぺいとん
具体的には屋根だけ塗料のグレードを上げるような行為のことです。

 

なぜそれがダメなのかというと、仮に屋根だけグレードを上げてその他の部分で安い材料を使ったとしたら、屋根以外の部分が劣化してしまいます。
屋根が大丈夫でも壁やコーキングには次の修繕が時期が早めにやってくてしまうわけです。

そうなると屋根以外の部分の修繕のためにまた「足場」を掛ける必要になりますね。
そこで修繕を終えたと思ったら、しばらくたったら今度は耐用年数が長いために作業をしなかった屋根の修繕の時期がやってきます。

つまり言いたいことはこれです。
修繕のサイクルがずれるために修繕を行う回数が増えてしまうのです。

 

じゃあグレードを上げて耐用年数が伸びた屋根に合わせて修繕をすればいいかと言えばそんなことはありません。

問題ない場所に合わせていてはそれ以外の部分の劣化はどんどん進行してしまいます。
場合によっては穴があいたり、亀裂が入ったりするかもしれません。

亀裂などのような問題を放置してしまうと建物に雨漏りなどの被害が発生してしまうため修繕するしかありませんね。

 

かといって耐用年数が短い方に合わせて修繕をしていたのでは、何のためにグレードを上げたのかわかりません。本末転倒です。

だから住まいの修繕全体で耐用年数を合わせる必要があるという話でした。

 

 

その時主流の塗料(建材)はやっぱり優秀だという話

 

 

ぺいとん
壁や屋根を塗る材料を調べてみたんですけど、めちゃくちゃ種類ありますよね、これ。
確かにそうだな。
ぺいとん
自分みたいな知識が足りない人が塗料メーカーのサイトを見ていても、種類が多すぎて判断できないきがするけど、結局どうしたらいいんですか?
ぶっちゃけていえば、そのときメーカーが扱っている主流の塗料を使えば大きな失敗はしない可能性が高いな。

外壁塗装をするときの大事な要素の1つが「塗料」ですが、知識の無い素人がメーカーサイトを見てみても種類が多すぎて何が何だか分からない程種類があります。
多分見ても混乱するだけじゃないでしょうか。

だからメーカーサイトを見て判断するというのは必ずしも良い方法とは言えません。
ではどうするかという話ですよね。

特に強いこだわりがなければ、業者さんと相談して「今そのとき主流である塗料」の中から選択するというのが失敗する可能性が低いです。

 

理由は単純。
今の主流ということは最も優秀と考え採用する人(業者)が多いということです。
安定して使用されているということは、多くの職人さんが使い方を把握しているということでもあります。

つまり多くの職人さんが使っているということは、その製品の特徴も広く伝わっているため「やってはいけない」作業方法をしてしまい、施工ミスにつながる可能性も非常に低いということです。

 

ぺいとん
逆に知名度が低い製品だと、扱いを失敗してしまうことも少なからずあり得ます。

 

さらに流通量が多い建材は大量に生産できるというスケールメリットもあります。
早い話、コストが下がりやすいということなんですよね。

分かりやすい言葉で言えばコストパフォーマンスが良いという話です。

 

 

 

今のオススメ材料は「ラジカル系塗料」と「変成シリコン」の組み合わせ!

じゃあ今主流で利用されているオススメの塗料やコーキングは何?という話ですよね。
実際に聞いてみたところこんな回答が返ってきました。

 

塗料の種類で言えば今は塗料はラジカル、シールは変成シリコンが主流と言っていいかもな!
この回答は「もちろん他のも色々良いのはあるけど・・・」という前置き付きでした。
あえて何が良いかと言えばという話ですね。
※補足※
コーキングは人によってシーリングやシールと呼ばれ方が変わります。
詳しくはコーキング(シーリング)とは?|知らないと損する役割と塗装との関係で解説しています。

 

まずは塗料のオススメについての解説です。
ラジカルについてですが少し前までであればシリコンと回答したそうです。

しかし「周囲の職人もラジカルに移行した人が増えたこと」「金額と耐用年数を考慮するとコストパフォーマンス面でラジカルの方が勝つこと」が理由で高確率で業界全体の主流がラジカルに移行していくと予想していくとのことでした。

今現在のシェア自体はまだまだシリコンの方が多いのですが、上記の理由からラジカルが今一番のおすすめだということです。

 

ぺいとん
実際自分自身でもラジカルを採用していると言っていたよ!

 

逆に出たばかりの新商品流通量の少ない商品などは値段が下がりにくい傾向にあります。
業者さんの中にはとにかく高機能な塗料などを勧めてくるところもありませんが、機能が高いものはそれに応じて金額も高い。

金額が高いものは選択する人も少なくなるので、流通量も少ない傾向にあります。
その分大量生産にはあるスケールメリットによるコスト減は見込むことができなくなりますので、どうしても定価からの値引き率も低くなります。

自分の希望と予算の都合、どちらも大事なのでよく考えていきたいですね。

 

 

 

次にコーキングについては変成シリコンがおすすめという話です。

コーキングには塗料同様アクリルウレタンが使われたものがありますが、耐久性に劣るため今ではあまり勧めていないそうです。

 

また、ここで要注意なのが変成」シリコンという名称です。
変性とつかないただのシリコンのコーキングも商品としては存在します。
ただしこの普通のシリコンのコーキングは通常外壁で使われることはありません

理由は塗装ができなくなってしまうから。
シリコンの成分によって外壁に塗料が密着しなくなってしまうのです。

 

ただのシリコンコーキングは通常内装用でキッチンや洗面所などの水まわりに利用します。
当然プロの業者さんであれば知っていることですが、知識の浅い業者さん(職人さん)だったりすると稀に知らないことがあるそうです。

逆に考えるとシリコンと「変性」シリコンの差が分かるかどうかで、その業者さんに最低限の知識があるかが分かるかもしれませんね。

 

ぺいとん
そんな業者さんに当たったら悲惨。
結論:塗料はラジカル、コーキングは変成シリコンがおすすめ!

 

 

 

塗装屋さんや嫌がる!外壁塗装を依頼するときの注意点

 

ぺいとん
ちなみにお客さんから依頼されるときに困るというか、されたくないことってあります?
いや、普通にあるよ。
言わないだけで。

 

ぺいとん
ちなみにそれ、聞いちゃっていいんですか?
まぁ、直接俺が言ったって知られなければ・・・って感じかな。
今までは「外壁塗装をより良く行うための考え方」や「お客さん側の視点から見た業者さん」についての話でした。
ここからは少し趣向が変わります。
業者さんから見る、お客さんについての話です。
私の知人の業者さんから見て嫌だなと感じるのはこの2つだそうです。
  • お客さんが感じ悪い
  • 依頼前にDIYで失敗した形跡がある

 

まずはお客さんが感じ悪いについての解説。
これを話そうとすると「お金を払っているんだから業者さんは少しくらい我慢しよろー!」という声が聞こえてきそうな気がしますね。
でも、これ自体も業者さんには嫌がられる発想だということを知ってほしいです。
なぜなら業者さんも人間だから。
もちろんプロですからどんな相手でも仕事は仕事。きっちり仕上げなくてはいけません。
でもやっぱり気持ち良くやりとりしたいです。
相手が横柄ならやっぱり業者さんだって気分がよくありません。
逆に相手がいい人なら業者さんもより良い仕事をしてあげたいと思います。
人って結構そんなものですよね。

 

次にDIY、結構前に流行したこともあってか自分で試してみようという人も増えました。
そのDIYにチャレンジした結果、やっぱりダメでプロに依頼してくるという話が時々あるそうです。
確かに工作とかってやってみると結構楽しいので、そのノリのまま外壁塗装にチャレンジしてしまう人もいますがこれはお勧めできません。
理由は簡単。
家は決して安くないので、失敗した時の被害額が大きいことです。

 

住宅に関わる工事は、1つ間違えれば大きな被害につながります。
例えば正しい素材の知識が無いとどこにどのような材料を使えばよいかも判断できませんね。
先ほどコーキングの解説をしましたが、普通のシリコンは外壁には使えません。
仮に使ってしまうと塗料が壁につかなくなり、簡単に剥がれてしまうようになります。
じゃあ簡単に落とせるかというとそうでもなく、とても労力が掛かるそうです。
労力が掛かるイコールお金が掛かる。
そこに時間と人の労力を割かないといけないので当然ですね。

 

業者さんからしても失敗の補填から始める仕事は正直大変だし、見積も作業が増えることで高くなるので何となくお客さんには出しづらい。
rose-roseの関係ですね。
どちらにも良いことがありません。

 

 

塗装屋さんに聞いた失敗したくない人へ向けた話のまとめ

今回の記事は知り合いの塗装屋さんとの雑談を元に作成したものでした。

 

改めて内容を整理するとこんな感じです。

外壁塗装を失敗したくない人はここを気をつけろ!

  • 信頼できるところに頼む
  • できる限り作業内容をまとめて依頼
  • 主流の材料を使う
  • 屋根・壁・シールの耐用年数を揃える
  • 業者さんとのやりとりは気持ちよく!

 

まず最初に、外壁塗装をする上で大事なのは信頼できる良い業者さんを見つけることでした。

こちらが知識不足であってもそれを補い、さらに良い方向へ導いてくれる業者さんを見つけられればあなたの外壁塗装の成功率はグンと高まります。

選定する際に目安になるのは「対応が横柄でない」「見積が細かく分かりやすい」「お客さんの話を聞いたうえで良いもの悪いものを解説してくれる」といった業者さんの姿勢です。

これらが欠けている業者さんは実際に工事が始まってからも、こちらの不安を取り除くような解説はしてくれないかもしれません。

ぺいとん
外壁塗装は金額が大きいので不安な状態ではしたくないよね!

 

また、感覚的なものになるかもしれませんが担当者さんとの相性も結構大事です。
悪い人ではないが何かが噛み合わないなど、小さな違和感があるときも注意が必要かもしれません。

自分が違和感を持つということは、相手も同じかもしれません。
そんな状態でお互いが信頼し、よいやり取りができるかは微妙なところ。

お互いにために違う業者さんを選択した方がよいかもしれませんね。

 

次に費用の話です。
外壁塗装をするときは関連する作業を極力まとめてしてしまう方が最終的なコストパフォーマンスが良くなります。

中途半端に今劣化している部分だけを作業すると、短期間の間にまた次の劣化部分の修繕が来る可能性が高くなります。
そのたびに作業を依頼していたら、人件費や仮設足場といったまとめることが可能なものを別々に依頼することになるのでコストがかさみます。

余程予算に余裕がない場合を除いて、可能な限りまとめて依頼すると長い目で見た場合はお得という事ですね。

 

次に材料について。
材料は以下の2点に気をつけましょう。

  • 壁・屋根・シーリングの材料の耐用年数を合わせる
  • 流通量の多いメジャーな商品を選択する

 

外壁塗装をするときには屋根塗装・シーリングをまとめて行うことが多くなります。
その方が人工や足場代を節約できるからです。

ただし、選択する材料の耐用年数を揃えておく方がよりコストパフォーマンスが高くなります

 

理由は耐用年数が違うと短い部分の修繕を行う必要がでてしまうことです。
耐用年数が短い部分の修繕を別々にすると先ほど解説した「まとめて修繕」ができなくなりますので、余分なコストが生まれてしまいます。

かといって耐用年数が長い方に合わせてまとめて修繕をすると、先に修繕のタイミングを迎えてしまった方を放置することになって建物が傷んでいってしまいます。

 

ぺいとん
勿体ない修繕の仕方だね。

 

 

また、選択する建材(塗料等)はその時主流のものを選択するとコストパフォーマンスは良くなる傾向にあります。

現在主流になっているということは使っている業者さんが多いということ。
多くの業者さんが選択するという事は、費用対効果のバランスが良く優秀な建材と考えられるからです。

多くの業者さんに選ばれる塗料は、メーカーさんもそれに応じて大量に生産をします。
その分コストが下がり、業者さんもも扱いにも慣れている。
失敗も少なくなるので一石二鳥ということですね。

 

最後にもう一つ。
業者さんへ依頼をするときに1番必要なことは、お互いに相手を尊重するということかもしれません。
業者さんだって人間ですから、気持ちよく仕事ができるのが一番です。

これが欠けてしまってはやっぱり良い仕事はできません。
お互いに誠意をもってやり取りができた、そう感じる相手でなければ仕事は依頼しない方が良いかもしれません。

 

今回は以上になります。
今後も色々と解説を頑張っていきますのでお付き合い頂けたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

ぺいとん
あ、DIYとかで失敗しちゃってる場合はちゃんと業者さんに言おう!

 

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