このサイトは外壁塗装について発信しているわけですが、結構色々なところから情報を集めています。
付き合いのある塗装屋さんだったり、建築の監督さんだったり、大家さんだったり。
いろんな人の話を聞くと分かるんですが、まったく同じ話題でもそれぞれの視点で見えてることを語ってくれるのでまた違った話に聞こえるもので、いつかそんなことも記事にしていければな、と思ってはいます。
ですが人の話って話題が飛び飛びになってしまって、外壁塗装を体系的に学ぶにはやっぱりちょっと不向きなんですよね。
だからやっぱり基本から学ばないとと言うことで、まとめて何冊か書籍も購入して勉強をしました。
こんにちは!管理人のぺいとんです。
2021年時点で築7年ほど経過した住宅に住んでいます!まだ少し先にはなりますが、いずれやってくるわが家の外壁塗装に備えて勉強をしている最中です。
建築や不動産の業界の人と多少関わりがあります。
でも、専門職ではありません。
だから立ち位置的には普通の人と近く、よりかみ砕いて外壁塗装について説明していけると思っています。
今回は外壁塗装に関連するオススメの本について取り上げました!
この記事はこんな人に読んでほしい!
- 外壁塗装を依頼前に読むといい本が知りたい
- 外壁塗装に関連することを体系的に知りたい
外壁塗装本のおすすめランキング3選
さてここからが本題です。
この記事では実際に私が購入した外壁塗装関連の本を紹介していきます。
実のことを言ってしまうと若干ニッチな分野なせいか「外壁塗装」の本ってそれ自体があまり多くないんですよね。
だから外壁塗装の本を検索すると軽く10年以上前の本もズラズラ出てきてしまいます。
しかし、いくら種類が少ないと言っても10年以上前の本の情報が有益とは思えません。
その理由の一つは塗料の情報です。
塗料に限らずですが「住宅関連の建材」というのは数年ごとに見直されます。
そして「需要が無いもの」「機能的に劣るもの」はどんどん廃盤になっていきます。
逆に機能性が向上したものや遮熱などの特別な効果を付加した商品がどんどん発表されています。
工法なども昔は良しとされていても、今では欠陥がみつかり廃れてしまう工法も少なくありません。
このような理由から年数が経ちすぎている本は情報が古いままで、間違っている可能性があると判断して除外しました。
おすすめNo,1:屋根 外壁 塗装リフォーム パーフェクト教本
外壁塗装に関して知識が無い人が読む本として最もオススメするのが「屋根 外壁 塗装リフォーム パーフェクト教本」です。
株式会社リフォーム産業新聞社から発行されているこの本、実は消費者向けではなくこれから消費者へ外壁塗装の営業する業者側へ向けた本だったりします。
ではなんで業者向けとされている本をオススメしているのかというと消費者・・・つまりお客さんが知りたい内容や疑問に持つであろう情報を広く網羅的に扱っている本だからです。
逆に私たち消費者から視点で見ると「外壁塗装」に関して広く知識を習得できると共に、業者さんがどんな話をしてきたり何を考えて話をしているかなどを事前に把握することが可能となる本です。
外壁塗装に関する知識を網羅的に扱っているだけでなく、項目ごとにお客さんとトラブルになりやすい内容をまとめてありますので私たち消費者がその知識を共有できるという点でも有用な一冊です。
イラストも多く、知識の無い素人でも非常に読みやすい一品です。
難点は他の書籍と比較するとやや高いこと。
業者向けの専門書扱いと考えると仕方の無いことなのかもしれませんが、他の書籍の倍程度の値段です。この点さえ除けば良書だと言えると感じました。
しかしこの外壁塗装という金額の大きなものに対しての必要な知識を得ることが数千円でできるのであればそれは安い買い物であると私は考えています。
理由は外壁塗装に関しての知識を持つことで出費を抑えたり、ぼったくり業者を避けるための行動ができるようになるからです。
上記の理由から広範囲の知識を分かりやすく習得できる本というのはとてもお買い得です。
おすすめNo,2:家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装
外壁塗装に関して知識が無い人が読む本として次にオススメするのがこの「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装 (著:久保 信也) 」です。
タイトルに「はじめての」と銘打ってあるだけあって、初心者に対して分かりやすいことを意識して極力簡単な言葉で解説している良い本だと思いました。
知っておきたい基礎知識、業者選びについて、業者との話や工事の流れなど。
外壁塗装のトラブルのほとんどが、業者選びに起因するということです。
この言葉は本の前書きからの引用ですが、まさにこの言葉が全てであると言わんばかりに「良い業者であればこんな風にする」というのことを解説してくれています。
これら外壁塗装を依頼する上で必要な知識を「塗装業者の目線」で広く網羅的に解説している良書です。
ちなみに著者はリペイント匠という塗装業者の社長さん。
youtubeでの解説動画も多数挙げられています。
そして1冊目の「屋根 外壁 塗装リフォーム パーフェクト教本」よりも安価なのも注目ポイント。
比較すると約3分の1の価格で非常に手頃です。
価格が気になる人にはこちらをオススメします。
おすすめNo,3:「超簡単」60分でわかる!リフォーム・外壁塗装の教科書
最後に初心者にオススメの本がこの「超簡単」60分でわかる!リフォーム・外壁塗装の教科書(著:堤猛 )です。
No,1の本と内容的には同じような感じではあるのですが、「60分でわかる!」と銘打っているだけあってより平易に書かれています。
分量や価格は3冊のうち最もバランスが良いと感じましたが、簡単に書くことに特化しすぎて内容的には若干薄くダイジェストのような印象を受けたため3番目としました。
その他の外壁塗装関連オススメ本!
先ほどまでは外壁塗装初心者オススメの3冊を紹介してきました。
オススメした3冊はあくまで初心者向けで解説も易しくなっているものでしたが、下記3冊は別のアプローチの本たちです。
万人にオススメできる本ではありませんが、外壁塗装を考える上でもっと知識を深めていきたいと考える人には良い本といえます。
まずはこの「リフォームの教科書2022(株式会社ザメディアジョン)」です。
この本は先ほどまで紹介してきた本とは方向性が異なり、実際の施工事例を中心にガイナやスーパームキコートといった塗料メーカーの高性能な塗料などを紹介しています。
また、「全国の優良企業の紹介」という特設コーナーも用意されているので、具体的な業者名も知ることが可能です。
次に「雨漏り修理のプロが教える、屋根・外壁のメンテナンス(著:雨漏り110番グループ)」です。非常に詳しく外壁や屋根について書かれています。
が、お世辞にも初心者向けとはいえません。
ガンガン専門用語は出てくるし、最初の50ページほどは本当に文字だけです。
解説をしているようで、その解説にも専門用語が入っているので初心者には何を言われているのか分からない本であると言えます。
逆に言えば今回オススメした3冊の本で物足りない、もっと調べないと気が済まないという人にはオススメできる本です。
最後に「雨漏りトラブル完全解決(著:日経ホームビルダー)」です。
こちらの本は正確には外壁塗装の本ではありません。
本のタイトルの通り、雨漏り関連に特化した本です。
建物のメンテナンスをしないことで発生した雨漏りの事例などをまとめています。
それ以外にも施工上の問題、デザイン的な問題を解説しているので、わが家の雨漏りが気になるという人には強く刺さる一冊と言えます。
まとめ:外壁塗装依頼前に読みたいオススメ本3選
今回は予備知識のない人が外壁塗装依頼前に呼んでおきたいオススメの本を紹介しました。
もう一度紹介したオススメ本3冊を掲載します。
スライドできます→ | 価格 | 発行日 |
屋根 外壁 塗装リフォーム パーフェクト教本 | ¥3,300(税込) | 2022年4月 |
家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装 | ¥880(税込) | 2021年3月 |
「超簡単」60分でわかる!リフォーム・外壁塗装の教科書 | ¥1,518(税込) | 2020年2月 |
オススメNo,1!
オススメNo,2!
オススメNo,3!
外壁塗装は普通の人であれば人生において体験するのは精々1~2回程度です。
だから建築業界に関わる人でもなければ知識がほとんど無くてもなんら不思議ではありません。
そうはいっても外壁塗装というのは決して安い金額のものではありません。
だから見積依頼前には最低限の知識は持っておきたいですよね。
今回は以上になります。
今後も色々と解説を頑張っていきますのでお付き合い頂けたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!最後までお読み頂きありがとうございました!