将来に備えろ！ 外壁塗装の目安100万円を今から作る高効率な節約法

自分の住んでいる家が傷んできてから外壁塗装を考える人、実は少なくありません。

そんな人ほど実際に調べ始めてみて「相場が100万円近く」すると知り慌ててしまう、そして「今は無理だから」と先送りにしてしまいがちです。

でも、本当に住まいのことを考えたらそれが良いことのはずがあるわけないんですよね。
だって自分で「家が傷んできた」と気が付いているのですから。

素人目に家が傷んでいるということは、プロが見たらもっと重大な劣化が見つかるかもしれません。

だから先送りになどせずにプロに依頼する方が良いに決まっています。

こんにちは！管理人のぺいとんです。

2021年時点で築7年ほど経過した住宅に住んでいます！まだ少し先にはなりますが、いずれやってくるわが家の外壁塗装に備えて勉強をしている最中です。

建築や不動産の業界の人と多少関わりがあります。
でも、専門職ではありませんので立ち位置的には普通の人と近いです。
だから、よりかみ砕いて外壁塗装について説明していけると思っています。

今回は「外壁塗装の費用」にどうやって備えるかです。

結論を先に述べてしまうとこんな感じです。

固定費削減に貢献するサービス（参考）

スライドできます→	対　　策	おすすめサービス	備　考
光熱費	電気プラン見直し	比較サイト 国内最大の電力比較サイト【エネチェンジ】 一括見積もりの「電気の比較インズウェブ」 東京ガス「セット割」	利用条件によっては かなり節約になる
通信費 （スマホ・インターネット）	3大キャリアの低額サービスを利用 格安SIMの利用	格安sim ahamo  povo  LINEMO OCNモバイルONE mineo  UQmobile	仕事などで快適な通話状態が必須などの場合は利用すべきではない
保険	不要なものを解約	FPに相談 保険見直しラボ	自分で選定できるならサービスを利用する必要性無し
車両関連	（可能であれば） カーシェアなどの利用	カーシェア earthcar：入会金+月額基本料金が無料！	地方住まいなど、車必須の生活の場合は止めておく方がよい
月額課金サービス	不要なサービスを解約	ー	あまり利用していなかったり、契約したまま忘れているようなものを確認

外壁塗装の費用は早期から始める貯蓄が正解！

まずは結論からです。
外壁塗装の費用にどうやって備えるかと言えば「貯蓄」が答えになります。

何ともつまらない回答ですよね。
でも間違いなくこれが正当ですし、時間を味方につけた貯蓄の効果がどれほどのものかを改めて考えるきっかけになって貰えたらいいなと思います。

まず外壁塗装（屋根含む）は一般的な住宅で100万円ほどのお金が掛かります。
色々なところで「安さ」を前面に出した広告を見かけますが、あまり間に受けない方が間違いがありません。

「一般的な人件費」「主流の材料」「適正な工事・工期」これらを考えたら相場と比較して何十万も安い外壁塗装などあり得ません。

もし、そんな業者があるとしたらどれかが欠けていると考えるべきです。

人件費が削られれば能力が低い人がやっているかもしれませんし、意図的に手を抜くかもしれません。
材料費が削られていれば、主流から外れた安い材料を使われる可能性もあります。
工事・工期が削られれば必要な作業が省かれているかもしれませんし、急ぐ余り各工程の処理が雑になっているかもしれません。

客視点で見れば「施工不良」だし、業者視点で見れば「安いなりなんだから仕方ない」となります。
お互いLose-Loseで良い所がありません。

自分たちお客の立場からすれば安いことは嬉しいですが、相場からかけ離れた安さはお互いに不幸になるかもしれない、ということを覚えていて損はありません。

だから「とにかく安い業者を探す」ではなくまずは目安として100万円を用意しておくという考え方をしておくと間違いありません。

ではその100万円をどうやって捻出するかって話ですよね。

その回答は冒頭で話した「節約」が答えです。
今の時代「収入を上げる」のが難しいのは、多くの人が実感していることじゃないでしょうか。
その中で現実的にできることというと、「節約」というごくごくありふれた結論に行きつくのは自然の流れです。

では本当に節約なんかで100万円という大金を用意できるのかという話ですが、これは明確にイエスと答えられます。

節約で100万円を貯めるキーワードは「時間」です。
時間を味方につければ現実的な実現が可能となります。

仮に100万円を「今すぐ用意してください」なんて言われたら、とても難しいですよね。
でもこれが1年なら12分割で月額8万3,333円です

3年なら36分割で月額2万7,777円。
そして10年なら120分割なら月額8,333円という金額です。

100万円と比較したら、比べる必要もないくらい少額ですよね。
これが時間を味方につける効果です。

新築当初からこれを意識していれば、築10年以降にやってくる修繕に対して何の心配もありませんね。月額1万円を使わないお金として別枠で貯蓄していれば余裕でクリアです。

しかし、全ての人がそれに気が付いて「行動できていたか」と言えばそうでもないはず。

そんな人はどうしようもないかと言えば全くそんなことはありません。
修繕が必要な時期までにどれほどの時間があるかはあなたの家の状況で変わります。

それはあと5年は余裕があるかもしれませんし、あと3年程しかないかもしれません。
しかし逆に考えればあと3年もあるのです。

家を「買うことができた」あなたであれば、仮にあと3年でもきっと解決できる方法を見つけられると私は思います。

重要なのは資金的な不安があると気が付いたとき、「今から行動する」ことじゃないでしょうか。

この先は私が実行している中で効果が大きかったものを紹介していきますので、参考になれば嬉しいです。

では具体的に効果の高い節約を解説していきます！

もっとも注力すべき大きな固定費

節約を考えたときに、まず最初に注目しておかないといけないのは「固定費」です。

理由は大きく２つ。
節約効率が高いものが多いこと、そして節約に苦痛が伴いづらいことです。

まず固定費についての簡単な解説です。
固定費は文字通り毎月固定された支出のことを指しています。

例えば住宅ローンや賃貸物件の賃料のような家に掛かるお金は毎月同額の支払いが発生します。

これが固定費です。

では固定費あなたの生活の中でどんな固定費があるでしょう。
一般的な固定費とされているものを下に羅列しますので参考にしてみてください。

この中から我が家の家計で削れるものをピックアップしていきましょう。
パッと思いつくようなものはすぐにでも可能かもしれません。

高い効果を得られる固定費節約の具体案！

では具体的にどんな節約をするとより効果的かを解説します。
ここで効果的というのはより削減額が大きいと思われるものです。

固定費削減に貢献するサービス（参考）

スライドできます→	対　　策	おすすめサービス例	備　考
光熱費	電気プラン見直し	比較サイト 国内最大の電力比較サイト【エネチェンジ】 一括見積もりの「電気の比較インズウェブ」 東京ガス「セット割」	利用条件によっては かなり節約になる
通信費 （スマホ・インターネット）	3大キャリアの低額サービスを利用 格安SIMの利用	格安sim ahamo  povo  LINEMO OCNモバイルONE mineo  UQmobile	仕事などで快適な通話状態が必須などの場合は利用すべきではない
保険	不要なものを解約	FPに相談 保険見直しラボ	自分で選定できるならサービスを利用する必要性無し
車両	（可能であれば） カーシェアなどの利用	カーシェア earthcar：入会金+月額基本料金が無料！	地方住まいなど、車必須の生活の場合は止めておく方がよい
月額課金サービス	不要なサービスを解約	ー	あまり利用していなかったり、契約したまま忘れているようなものを確認

前項で紹介したうち、「居住費」と「教育費」は除外しました。
理由はその２つを削減するのは難しいからです。

居住費は自分の家を持っているので多分ローンを支払ってますよね。
ローン返済額を減らすには繰り上げ返済をしなくてはいけなくなります。
今回の外壁塗装の資金を貯めるという目的には合いません。

教育費は削減自体が難しいですよね。
学校の費用は交渉することなんてできませんし、塾などは家族内で話し合って方針をお金を出しているはず。それを削ることを良しとする人は多くはないでしょう。

ではそれ以外を順に解説していきます！

光熱費

近年値上がり傾向にある光熱費ですが、光熱費のなかでも電気は節約する余地が大いにあります。
電力自由化から多くの企業が電力事業に参入し、様々なプランを打ち出しています。

その中からあなたの生活状況に合うプランを見つける事ができれば、それなりに削減をすることが可能です。仮に月に1,000円の削減だとしても年単位で考えれば12,000円。
そして10年という年月を積み重ねれば120,000円です。

検討する余地はあるのではないでしょうか。

電気についてはエネチェンジやインズウェブといった一括比較サイトを利用するとあなたにとっての良いプランが見つかるかもしれません。

また、知らない会社だと不安が残るという人には東京ガスの「ガス・電気セット割」などがオススメです。このセット割は利用料金が自動で0.5％割引になります。

通信費

個人的には節約にかなり大きな貢献をしてくれたのがこの通信費です。
以前はAuを利用していましたが当時は8,000円代でした。

今現在はOCNモバイルONEを利用しています。
2台持ちで利用していますが、それでも2,000円代前半と一ヶ月当たり6,000円も削減できています。

単純計算で1年間で72,000円の削減です。
10年だと720,000円ですね。さらに夫婦でやれば144万円と非常に大きな金額になります。

取らぬ狸のなんとやら・・・ではありますが、格安simに夫婦で切り替えるだけでも外壁塗装のお金を支払う分はペイできそうですね。

保険

万が一に備えるというのが保険の役割ですが、色々なものに備えすぎている人も少なくありません。
自分にとって本当に必要な保険のみ残し、不要な保険は解約することを検討してみると良いでしょう。

月に何万円も払っている人は払いすぎ・・・かもしれません。

以下の動画は初心者向けで非常に分かりやすくオススメです。

出典：リベラルアーツ大学（youtubeより）

また、どうしても自分で何が不要か決めづらいと言う方はFP（ファイナンシャルプランナー）に相談できる保険見直しラボの利用を検討してみましょう。

ただし相手の意見を鵜呑みにせず、自分自身で考えて結論を出すという心構えは必要です。

車両

生活圏が東京や大阪・その他都市部といった「車が無くても生活できる」場所であれば、いっそのこと車を持たない生活を検討してみるのはどうでしょう。

利用するは一ヶ月に2～3回程度、休みの日だけだというような人であれば大いに検討の余地があります。

その程度の利用頻度であればearthcar（アースカー）が提供しているカーシェアリングといったサービスの利用でも十分かもしれませんね。

月額課金サービス

利用していない月額課金サービスはありませんか。
例えばスマホ契約時に勧められて入った課金サービスや時々見る程度のVOD（動画配信サービス）などのことです。

これらのサービスの金額はばらつきはありますが、およそ500円程から2,000円くらいですよね。
1ヶ月分で考えると大したこと無くとも年単位で考えると結構大きな金額になってしまいます。

利用率の低いサービスやそもそも契約していることを忘れていたサービスなんかが無いかを確認してみると良いでしょう。

できるだけ削るべき変動費

次に変動費についてです。
変動費は固定費の逆でその場その場で発生する費用のことです。

例えばのどが渇いて自販機を使う、ちょっとしたものをコンビニで購入するといった行動が該当します。

そのような行動に該当し、さらに出費として大きな金額になりやすい内容は以下のようなものになります。

順番に解説していきます。

食費

もっとも大きな変動費として考えれられるのが食費です。

食費は日々掛かってくるものなので気をつけていないと、あっという間に金額が膨れ上がっていることがあります。

ここで考えるべきは外食です。
家での自炊と比較して高額になりやすいです。
余程高級なお店に行かない限り1食程度であれば大したことはありませんが、逆にそれが気を付けな蹴ればいけないところ。ちょっとだけのつもりでも1ヶ月単位で考えると積み上がって結構な金額になっていることは少なくありません。

ご褒美のつもりで買ったお菓子なども要注意。
帰り道のコンビニでちょっとお菓子を買ってしまうなどの行動も積み上がると結構な支出になります。

ちなみにe-Stat（政府統計の総合窓口）による家計調査（結果概要：PDF）によると、2人世帯の食費（2021年11月）は78,490円だそうです。ご自身の家計と比較していかがでしょうか。

交際費

次に交際費。
職場の付き合いや友人との交流での支出ですね。
分かりやすく言うと「飲み会」などが該当します。

今の時代、飲み会などは控えられているのでこれについては無意識のうちに控えられているのではないでしょうか。

ただ、その代わりにやってしまいがちなのがお中元やお歳暮などの贈り物ですね。
会うことができないので贈り物をする・・・気持ちは分かりますし相手も喜ぶかもしれませんが高すぎる物を選ぶと家計に響きます。

被服費

次が被服費です。
主に洋服にかけるお金ですね。
ここには化粧品や美容院などのお金も含めて考えても良いかもしれません。

これもイベントなどの人と会う機会が減った人も多いので自然と少なくなっている人も少なくないでしょう。

ただし、オシャレが趣味で好きだという人には要注意な項目です。

日用品

次が日用品です。
洗剤などの日常的に使う、いわゆる消耗品全般を指します。

今はあらゆる物が値上がり傾向なので、気がつくと結構な費用になっていることも少なくありません。
日々の買い物の中でセールの日にまとめて購入するなど、ちょっとした意識付けが大切ですね。

労力の割に効果の薄い節約は止めるべき

ここまで複数の節約候補を紹介してきましたが、気を付けておきたい点が1つあります。
それは労力の割に効果が薄い節約には注力しない、というよりもやらない方が良いと言うことです。

節約は金額はともかくとしてやればやるだけ手元にお金が残ります。
可能であれば削ればいいと思いますが、必要以上に削るのはお勧めできません。

削りすぎはQOLの低下を招き、生活に対する満足度が下がってしまいます。

スタンスとしては「本当にそれは必要か？」と考えること。
その場限りの満足のために使うお金は削って良いかを考える検討対象です。

例えば外食。
外食は通常の食事よりも費用が掛かります。
ただ、節約のためといって外食をゼロにしてしまえば非常大きなストレスを感じるかもしれません。

だからやみくもに外食を減らすのではなく、外食の中で「不要なものは頼まない」などのちょっとした工夫でも削減は可能です。

外食の中で「不要なもの」の1例ですが「セット」は、その場限りの満足で終わる可能性が高い商品の1つです。

こんなサービス、よく見ますよね？

確かにプラスアルファでコーヒーが付くと満足感が上がるかもしれません。
ただ、その満足感ってどのくらいの物でしょう。

家に帰るころにはきれいさっぱり消え去ってしまいませんか？
もしそうなら削減して良い対象かもしれません。

逆にそれが無いと食事が寂しくて仕方ない、という方は逆に削るべきではありません。
そう思う人の中では先ほど話したQOLの低下が大きいのでストレスが溜まってしまいます。

変動費削減のコツは自分にとって「削ってもさほど影響のないもの」を削ることです。

まとめ：100万円を今から作る高効率な節約法

まとめになります。
今回の記事では日々のコストを下げて外壁塗装のお金を備えるという話でした。

結論は以下の通りです。

外壁塗装に備える答えは「貯蓄」です。
外壁塗装費用の目安である100万円には時間を掛けて貯蓄で備えるのが正道となります。

100万円をその場で出そうとすると、とても大きな金額です。
しかし新築当初から10年という長い時間を掛ければ月額8,333円という現実的な金額になります。

もちろん全ての人が新築当初から備えられるとは限りません。
自分の家の築年数や状態を確認して、あと何年の時間があるか検討する必要があります。

もしかしたらあと3年しかないかもしれません。
しかし逆に考えればあと3年もあります。残りの時間でどう備えるかを考えるのが重要です。

貯蓄を考えたときに重要なのは金額の大きな固定費です。

固定費として挙げられるのは上記のようなものになります。

その中で検討すべきは赤字の「光熱費・通信費・保険・車両・月額課金サービス」です。

光熱費は電力自由化後、多くの企業が参入し独自のプランを打ち出しています。
そのプランの中から自分の生活に合うものを見つけることができれば特に意識すること無く節約が可能です。

通信費は個人的には最も重要な節約項目だと考えています。
今現在大手キャリアのスマホを利用している人は大チャンス。
月6,000円程度は節約できる可能性があり、年間で考えると72,000円というとても大きな節約に繋がります。

保険はどうでしょうか。
万が一に備えすぎて大事なお金を使いすぎていませんでしょうか。
自分に取って本当に必要なもの以外は解約を検討してみましょう。
検討が難しければプロに頼るのも手です。

都市部に住んでいるのであれば車両も節約候補です。
休みの日くらいしか乗らないというのであれば、所有のメリットは薄いです。
カーシェアリングなどのサービスで代替可能かもしれませんね。

余計な月額課金サービスはありませんか？
スマホのアプリやVODなどで契約しているのにイマイチ使っていない。
たまに使うかもしれない、程度で残しているなら解約を検討してみて下さい。

固定費削減に貢献するサービス（参考）

スライドできます→	対　　策	おすすめサービス例	備　考
光熱費	電気プラン見直し	比較サイト 国内最大の電力比較サイト【エネチェンジ】 一括見積もりの「電気の比較インズウェブ」 東京ガス「セット割」	利用条件によっては かなり節約になる
通信費 （スマホ・インターネット）	3大キャリアの低額サービスを利用 格安SIMの利用	格安sim ahamo  povo  LINEMO OCNモバイルONE mineo  UQmobile	仕事などで快適な通話状態が必須などの場合は利用すべきではない
保険	不要なものを解約	FPに相談 保険見直しラボ	自分で選定できるならサービスを利用する必要性無し
車両関連	（可能であれば） カーシェアなどの利用	カーシェア earthcar：入会金+月額基本料金が無料！	地方住まいなど、車必須の生活の場合は止めておく方がよい
月額課金サービス	不要なサービスを解約	ー	あまり利用していなかったり、契約したまま忘れているようなものを確認

このような節約を検討してみて、外壁塗装の時期までにお金が用意できそうであれば節約は大成功です。おめでとうございます！

問題は検討の結果、足りなさそうなときですね。
その場合はやはり住宅ローンを組んでいる金融機関に相談するのが第一です。

余程の事が無い限り銀行は相談に乗ってくれるでしょう。

今回は以上になります。
今後も色々と解説を頑張っていきますのでお付き合い頂けたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします！最後までお読み頂きありがとうございました！